@  2019  YAKUZEN ACADEMIA
薬膳とは
気候や体質などの影響を受けて、毎日、微妙に変化している体調は、食べ物によって整えることができます。
栄養価の高い旬の食材や生薬などをとりいれた薬膳は、中国伝統医学にもとづく健康的な料理の総称で、薬食同源、医食同源の考え方が根底にあります。

中医師の和田暁が、30年の時間をかけて培ってきた薬膳アカデミア流の薬膳をご紹介いたします。

​薬膳の世界

大補元気    参鶏湯

 中国西周王 朝時代(紀元前1066~1100年)に、宮廷医職制度の中、食医、疾医、瘍医、獣医と分け、王

の食事を管理する食医は冠たる地位にい たとされました。

 上工者治未病(腕のよい医者は病気を予防するもの)という観点から、体と心をケアする食事にたずさわる食医の重要さが伺えます。

 東漢時代の張仲景医 聖は棗(なつめ)好きで知られ、

自ら編纂した中国伝統医学の古典『傷寒論』には、113方剤中、63方剤も棗を使用しました。

  国は民を以て本と為 す。

  民は食を以て天と為す。

 

 中国には古くからこのような格言があります。

 しか し、大量生産、大 量消費、大量廃棄の現代社会は、目の前の目的と欲求を満たすため、医療や食品においては化学物質の多用、遺伝子操作が暴走し、一方で自然災害や環境破壊が進み、私たちの健康をおびやかしています。

 さらに、急速な少子高齢化、アレルギー性疾患の増加、予備軍も含め1980万人のメタポリックシンドローム人口、40兆円を超える国民医療費、未病の増加。

このような現状のなかで、薬膳が求められるようになったのは、時代の要請といえるでしょう。

冬の薬膳 滋養強壮、血行促進  八宝飯

肝胆湿熱を取り除く

山梔子と冬瓜とあさりの煮つけ

補気の薬膳 
南瓜豆腐の鯛包み朝鮮人参あんかけ
水分代謝を高める
あさりと湯葉あんかけ はと麦ごはん
               補気補血
 クランベリーと豆と蓮の実のういろう風  
※ 料理名中の材料に下線のあるものは、本サイトの
  「薬膳の花」にリンクしています。
解毒の薬膳茶 金銀花とミント